綺麗好きこそ危ない「ナイロンタオル黒皮症」

ナイロンタオル黒皮症とは、
入浴時に使うナイロンタオル
によって皮膚が繰り返し摩擦を
受けて色素沈着が起こり、
黒褐色に変色する状態を指します。

ナイロンタオルはお肌への
刺激がかなり強めなので、
条件がそろうと肌を
黒くしてしまのです。

ナイロンタオルで強く
ゴシゴシとこすった方が、
皮膚が清潔になるように感じる
場合もあり、現在、多くの方が
使用していますが、
実は皮膚にとって
ナイロンタオルは大敵なのです。

現在、30代の綺麗好きを中心に、
症状が表れている方が
増加しています。


●ナイロンタオル黒皮症の症状

ナイロンタオル黒皮症は、
ナイロンタオルで何度も繰り返し
こすったことが原因なので、
身体のあらゆる部分に生じます。

そのなかでも、背中の上部から
肩にかけて生じることが多いと
言われています。

多くの場合、左右対称に
境界がハッキリした黒褐色の
色素沈着が斑点状または帯状に
現れまるのですが、
一方で、かゆみや痛みなどの
自覚症状は一切ありません。


●ナイロンタオル黒皮症の治療

ナイロンタオル黒皮症は、
メラニン色素による変色なので、
放っておいても健康を害したり
重症化したりすることは
ありません。また他の疾患を
伴うこともありません。

特別な治療は必要ありませんが、
美容面から見て気になる場合は、
ビタミンC内服薬や
ハイドロキノン外用薬を用いて
治療することが一般的です。

根本的な改善案としては、
ナイロンタオルの使用を
止めて、肌にやさしい天然素材の
タオルを使っていくことです。

また、洗い過ぎやこすり過ぎ
といった習慣も改善していく
ことが大切です。

適切な身体の洗い方を身につけて
習慣化させていきましょう。

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●影丸のつぶやき

最近話題の「ナイロンタオル黒皮症」
気になりますよね。

こすりすぎには注意したい所です。

石けんをよく泡立てて、
やさしく泡洗浄していくことも
お勧めだと言われています。

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